

週にたった2、3時間の実践的な英会話スクールの授業を最大限に生かすことができるかどうかは、あなたが残りの時間にどれだけ一人で勉強できるかにかかっているのです。そして、勉強はとても孤独な作業です。一生懸命やれば疲れます。でも、それを永遠に続けましょうとは言いません。半年だけ、20週だけやってみることにしましょう。そのくらいの時間なら、多少つらくても、集中して続けられます。もしも、大変そうな勉強に挑戦しようと思ったときは、先が見えるようにしておくことです。終わりがあることを知っていると、人間は努力を続けられます。3分の1終わった、半分過ぎた、そして、残りのクラスのほうが少なくなってくるころには、そんなにつらく感じられなくなってくるものです。そして、たぶん自信もついているはずです。
大手A予備校の難しい授業が「できる生徒」たちの学力をほんとうに伸ばしているのかというと、実はそれもはなはだ疑問なのです。一浪目にB予備校に変えて、素直さと熱意をもってどんどん勉強を進め、みごと一年で東大の理科一類に合格したC君は、現役時代はA予備校に指定校の生徒として通っていましたが、「そこ授業がさっぱり理解できなかった」と言います。この話を聞いたときは、「いったい誰を相手に授業をしているつもりなのだろう」と首をひねったものです。B予備校には特待生の制度がありません。それは、「弱者の予備校」である、と考えているからです。「弱者の予備校」とは、「さまざまな弱点をもっている生徒たちは、それぞれに合ったケアをしなければ落ちてしまう」という、落ちることが前提なのです。落ちることが前提であるから、落ちないためにいろいろと工夫を凝らす必要があるのです。
国語の力は、その子どもが言葉をどれだけたくさん知っているかということで決まる部分が大きいといえます。言葉の数、いわゆる語彙力について、ある調査結果によると、小学校1年生の段階ですでに子どもによって2倍から3倍くらいの差があるそうです。それから先も、語彙力のある子は雪だるま式に言葉を習得してどんどん知っている言葉を増やし、6年生になるころには差は3倍から4倍に開き、数にすると万単位の差がついてくるのだといいます。そんなことを考えると、この時期の子どもたちの言葉の力を伸ばすためには、やはり名門の個別指導教室や、だれか身近な大人が意識的にサポートしていく必要がありそうです。子どもたちは、「おとな語」という一種の外国語を習得しようとしているようなものです。子どもだけで勉強していても、その時点での自分の言葉の世界からなかなか外に出ていけません。そこで、子どもよりもはるかに言葉の経験のあるおとなが効果的な手助けをしてあげれば、子どもは自分の言葉の世界をおとなの言葉の世界へとぐんぐん広げていけるのです。
自己啓発本などを読んで、「そうだ、おれには無目の河能性があるんだ!」「プラス思考で突き進んでいけば成功間違いなしだ!」といったように、一時的に興奮状態に入って、やる気になることがよくあります。しかし、そういった興奮はいつの間にか忘れてしまって、だいぶ経ってから、「ああ、この本を読んだときはやる気まんまんだったのになあ」と情けなく振り返った体験をした人は多いのではありませんか。こんなことが起こるのは、読書と生活自体がまだまだ切り離された状態にあるからです。自己啓発本に書かれているように、自分自身に変化を起こすためには、ただ本を読んだだけではそのときはいい気持ちになっても長続きしません、大事なのは、本とともに生きること。自分の思い込み、行動を変えるまでは、毎日その本に触れることです。サラリーマンなど毎日本を読む時間がとれないという方は、速読術を身につけてみてはどうだろうか。速読術を身につけることによって、ちょっとした時間でも本を読み終えることができるのです。